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  1. 群馬県議会 2022-10-13
    令和 4年第3回定例会産経土木常任委員会(産業経済部関係)−10月13日-01号


    取得元: 群馬県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 4年第3回定例会産経土木常任委員会産業経済部関係)−10月13日-01号令和 4年第3回定例会産経土木常任委員会産業経済部関係委員会の名称 産経土木常任委員会 開催場所   301委員会室 開議年月日時 令和4年10月13日 午前10時53分 散会年月日時 令和4年10月13日 午前11時29分 会議の目的  令和4年第3回前期定例県議会における付託議案追加提案)の審査        (産業経済部関係)        委員長 泉沢信哉  副委員長 斉藤 優  委員 中沢丈出席委員   委員  星野 寛  委員   金子 渡  委員 伊藤 清        委員  矢野英司  委員   秋山健太郎 委員 鈴木敦子 欠席委員   なし 執行部出席者       【産業経済部】        産業経済部長    大久保聡   戦略セールス局長       相川章代        産業政策課長    上山英人   未来投資デジタル産業課長  岡庭博隆        観光魅力創出課長  藤田一幸開議泉沢信哉 委員長 
     ただいまから、産経土木常任委員会を開きます。  本日は、お手元に配付の次第により、第137号議案審査を行います。 △委員長あいさつ泉沢信哉 委員長   (あいさつ) △付託議案説明泉沢信哉 委員長   それでは、本委員会に付託された議案概要説明及び内容説明をお願いします。 ◎大久保 産業経済部長   (付託議案について概要説明) ◎岡庭 未来投資デジタル産業課長  ◎藤田 観光魅力創出課長   (以上、第137号議案について、資料1「9月補正予算案追加提案分)の概要について」により説明) ◎岡庭 未来投資デジタル産業課長   (第137号議案について、議案書及び資料1−1「デジタルイノベーション加速化」により説明) ◎藤田 観光魅力創出課長   (第137号議案について、資料1−2「『全国旅行支援事業予約期間延長について」により説明) ○泉沢信哉 委員長   以上で、付託議案説明終了いたしました。 △付託議案質疑泉沢信哉 委員長   これより、付託議案質疑を行います。  質疑及び答弁は、簡潔にお願いいたします。 ◆伊藤清 委員   全国旅行支援事業について伺いたい。予約期間について、他県が12月20日までという状況の中、群馬県だけが10月末とした理由は何か。 ◎藤田 観光魅力創出課長   全国旅行支援事業については、その財源を県民事業の枠の中で実施するよう国から通達されているが、これまでの県民事業が好評で、予算残額が逼迫していた。7月には、観光庁追加予算配布を要望していたが、すぐに対応いただけなかった。そこで、現状予算残額でどこまで事業実施できるか試算し、一旦10月末までと期限を設定した。 ◆伊藤清 委員   全国旅行支援事業について、他県が12月20日まで予約期間延長している中で、群馬県だけが10月末までとしていたため、利用客から予約のキャンセルを受けた旅館もあったと聞いている。  私も、9月26日の一般質問で、戦略セールス局長に御答弁いただいたが、その時点で、既に国から事業内容の発表もあった。他県状況からの試算で、当時の状況では予算不足が見込まれたということだが、それでも、あらゆる手を尽くした上で、県として12月まで実施に踏み切る必要があったと思うがどうか。 ◎藤田 観光魅力創出課長   本来であれば、全国旅行支援事業の開始前に予算を確保して、12月までの実施についてアナウンスできればよかったのだが、国から群馬県への予算配布の時期が示されず、予算裏付けがなかったため、一旦は10月末までとした。 ◆伊藤清 委員   知事も長く国会議員を務められ、関係省庁大臣等とも関係性がある中では、もう少し早く情報が入っていたのではないかと思う。  また、今回の期間延長補正予算額に関して、予約枠上限に達した時点予約受付終了とのことだが、そうではなくて、ある程度、予備費的な予算を確保し、より多くの方が利用できる制度実施することが、群馬県の観光を確実に守り、着実に推進していくためには、必要なことであると考える。是非、この点について、検討をお願いしたい。  次に、当事業の適用を受けるための手続について伺いたい。現状では、スマートフォン等の提示により3回のワクチン接種を証明することができると思うが、先ほどの説明では、1度登録をしないと予約サイトに入っていけないという。手続方法について、詳細に伺いたい。 ◎藤田 観光魅力創出課長   今回、従前の国のGoToトラベル事業で使用されていた「STAYNAVI(ステイナビ)」という予約システムを使用している。スマホやパソコンからSTAYNAVIサイトに入り、旅行者自身利用申請する形が基本であるが、宿泊先施設や、本県が委託している全国旅行支援事務局において、申請を代行できるとも聞いている。 ◆伊藤清 委員   旅行に行かれる方の中には、高齢者などスマートフォンデジタル機器操作に慣れていない方々もいらっしゃるので、その点に御配慮いただき、同システムが有効に活用され、利用者宿泊事業者等観光事業者にとって有益なものとなるよう積極的に事業を推進していただきたい。 ◆金子渡 委員   全国旅行支援について伺いたい。  私も、伊藤委員と同様、ある程度予算不足が見込まれたとしても、思い切って予約期間延長した方がよかったのではないかと考える。県執行部の立場としては、予算裏付けがない限り事業を執行することはできないということは理解しているつもりだが、今回は、PRが不足しており、その点は、残念である。  ところで、10月11日以前に予約を受けた分について、楽天トラベルでは、全国旅行支援への切替えができない県の中のひとつとして、群馬県が挙がっているがどういうことか。 ◎藤田 観光魅力創出課長   事務局によると、ウェブ系旅行予約サイトであるOTAで切り替える方法と、一度キャンセルして全国旅行支援として取り直す方法の2通りあると聞いている。今回、後者の部分があったことから、本県が挙がってしまったものと想像している。 ◆金子渡 委員   私は、実際に、全国旅行支援の2つの登録を試してみたが、OTAを使うと非常に簡単に切替えができた。もう一つの方法である一度キャンセルして全国旅行支援を取り直すやり方も試してみたが、こちらは、インターネットの操作に慣れていない人にとってSTAYNAVI登録することは若干難しいように感じた。そのため、旅館等宿泊事業者は、STAYNAVI登録を代行しているところもあるが、それは業務上負担となっていると聞いている。  すなわち、宿泊事業者にとっては、OTAを使うとマージンを取られるが、OTAを使わないとなるとSTAYNAVIを使わなくてはいけないというジレンマに陥るので、県として、しっかりとフォローをしてほしい。  また、本事業予算として66億円だけではなく、更なる増額も要求した方がよいと思うが、県の取組としてはどうしていくのか。 ◎藤田 観光魅力創出課長   これまでの愛郷ぐんまプロジェクトが、大変使いやすかったことから、そこからの転換ということで難しい面があることは承知している。66億円については、本県の入り込み状況等を鑑みて、観光庁が算出した金額であるが、今後不足する可能性は否定できない。執行状況をよく確認しながら、不足が見込まれる場合は、観光庁追加予算配布を要請していきたい。 ◆金子渡 委員   ワクチン検査パッケージ終了している中で、群馬県民陰性証明を取りたい場合、今後どうなっていくのか。 ◎藤田 観光魅力創出課長   ワクチン検査パッケージは、現在終了しており、陰性証明を取りたいという方については、一般検査利用することになっている。一般検査事業については、まだ、陽性者が多く、病床使用率も高いことから、健康福祉部と調整し、10月31日まで期間延長された。他県も同様の状況である。11月以降については、そのときの感染状況を踏まえ、一般検査事業の所管である健康福祉部と調整していきたい。 ◆金子渡 委員   11月以降、陰性証明を取るのに自費で行う必要があるとなると、そこが宿泊事業者にとって分かりづらいところである。厚生労働省事業であって、いびつな関係ではあるが、国として行っている事業なので、国へ働きかけるとともに、県の担当部局が異なるとしても、県全体の取組として対応をお願いしたい。 ◆矢野英司 委員   全国旅行支援についてお聞きしたい。全国旅行支援事務局業務委託先は何社になり、どのような運営をしていくのか。また、66億円をそれぞれの委託先にどのように振り分けるのか現状を伺いたい。 ◎藤田 観光魅力創出課長   全国旅行支援群馬事務局は、JTBを含む4社コンソーシアムが受託している。  枠の配分については、全国旅行会社OTAから、群馬県へどの程度送客できるかという計画書を提出いただき、その計画書に応じて予算配分を行っていると聞いている。  また、個人旅行の場合は、予約が入った都度、システムで残高を管理する方式で行っている。 ◆矢野英司 委員   予算が終わった旅行会社から、予算配分できるという認識でよいか。 ◎藤田 観光魅力創出課長   前期、後期という形で予算配分を行っているが、ある程度予算消化の早いところには、順次配分できるものと考えている。 ◆矢野英司 委員   県民の皆様にとっては、選択枠があるということを分かりやすく示していただきたい。また、高齢者方等利用に当たっては、配慮が必要であると感じている。  ちなみに、委託料のうち事務費はどの程度になるか。 ◎藤田 観光魅力創出課長   額は確定していないが、3億円程度になると見込んでいる。 ◆矢野英司 委員   本事業には、多額の費用が掛かっているため、利用者宿泊事業者にとってより良いものとなるよう、有効に予算を執行していただきたい。 ◆鈴木敦子 委員   デジタルイノベーション加速化について、補助事業要求趣旨を知りたい。20件申請があり、うち9件が採択されたとのことだが、今回の補正予算は、内容的に不十分だった不採択案件を救済するためなのか、新たな案件を発掘したいのか知りたい。 ◎岡庭 未来投資デジタル産業課長   今回、20件の応募のうち、内容的に優れた9件を採択したが、不採択案件についても、地域のデジタルイノベーションを起こす可能性を持つものは含まれていた。それらの案件をブラッシュアップし、チャレンジしていただきたいが、新たにプロジェクトを検討している事業者からの提案も期待している。 ◆鈴木敦子 委員   予算要求算定基準を教えていただきたい。 ◎岡庭 未来投資デジタル産業課長   スタートアップ加算分200万円を含め、1事業者あたり3,200万円の予算を3者分で積算している。ただし、実施期間が短いため、補助上限に満たない金額申請される案件も想定され、予算額の範囲内で採択者数を決めていきたい。 ◆鈴木敦子 委員   将来的に支援を受けた事業者が県にどういう効果をもたらすと考えるか、さらに、今後の県の展開を教えてほしい。 ◎岡庭 未来投資デジタル産業課長   本補助金は、コンソーシアム形成を条件とするところに特徴がある。それぞれの事業者が持つ強みを生かし、これまでになかった分野でのビジネスモデルが数多く出てくることを期待している。補助制度により生まれた事業成果は、コンソーシアム内から水平展開していきたく、今回要求の「ぐんまDigital・Land」のイベントで成果を発表していきたい。 ○泉沢信哉 委員長   以上で付託議案質疑終了いたしました。
    付託議案討論採決泉沢信哉 委員長   これより付託議案採決に入ります。  議案採決に先立ち、討論される委員は挙手願います。  (「なし」との声あり) ○泉沢信哉 委員長   討論がありませんので、本委員会に付託された第137号議案について、採決いたします。  第137号議案について、これを原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。  (挙手全員) ○泉沢信哉 委員長   挙手全員であります。  よって、第137号議案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。 △その他 ○泉沢信哉 委員長   その他ですが、委員長報告については、正副委員長に御一任願います。 △散会泉沢信哉 委員長   以上で、本委員会において審査すべき案件は全て終了いたしましたので、これにて散会いたします。  (午前11時29分終了)  委員会記録署名委員   産経土木常任委員会    委員長 泉沢 信哉...